20140213猪苗代に恐竜がやってきた! 福島

2014-02-12 1

被災地の子供たちに元気を届けようと、恐竜の全身骨格の化石などを展示する、国立科学博物館の特別展が、猪苗代町で始まりました。この特別展は、被災地の子供たちに元気を届けようと、東京・上野の国立科学博物館が東北3県で行っていて、11日から猪苗代町の体験交流館「学びいな」で始まりました。
会場には、恐竜の化石など14点が展示されていて、初日の11日は、およそ1億5000万年前に生息した肉食恐竜「アロサウルス」の全身の骨格化石を組み立てる作業が公開されました。
アロサウルスの骨格化石は、体長が7.1メートルあり、組み立て作業は慎重に進められました。
そして最後に頭の部分が組み立てられると、見ていた子供たちから歓声があがりました。
また、およそ8500万年前の海に生息していた首長竜、「フタバスズキリュウ」は、46年前にいわき市で発見された化石の標本で、発見された当時の様子を再現して展示されています。
このほか会場には、ステゴサウルスなどの化石に直接触ることができるコーナーも設けられ、子どもたちは記念撮影をしたりして楽しんでいました。
会津若松市から来た9歳の男の子は「アロサウルスが大きくてかっこうよかったです。実際に見るといっぱい食べそうだなと思いました」と話しています。
この特別展は、来月2日まで開かれています。

02月12日 13時51分

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